茨城県教区長挨拶

茨城県教区長
世界で一つの少林寺拳法
自信と主体性を持って、そして可能性を信じて
教区長 米地 明彦

教区長 米地 明彦 ごあいさつ

合掌
 明けましておめでとうございます。
皆様、それぞれの思い、目標を持って新年を迎えられたことでしょう。
皆様の思いや目標が達成できることを祈念いたします。
さて、国外に目を向けると、「対立、分断、差別」により目標達成もままならず、大小問わず争いがそこかしこに顕在しております。その原因は、自分だけの或いは自分たちだけの「正義」。「自分さえ良ければ他人はどうなってもいい」、「己しかない心」という考えに辿り着きます。お互いそれぞれに「正義」はありますが、相手のことも考えずその正義を一方的に他に押しつけている結果が今の状況なのではないでしょうか。
金剛禅の教えは「自己確立」「自他共楽」であり、自己責任に基づいたもの同士の協力協調関係です。そしてわたしたちの主行である少林寺拳法の修練は、この協力協調の精神を養う最高の手段なのです。今まさに、少林寺拳法が社会のいろいろな場面で大いに活用される時代であると確信します。
 それぞれが自信を持って、可能性を信じて目標を達成しつつ、わたしたちの目的である「理想境建設」に邁進していきましょう。今年も元気で主体性を持った行動が出来る一年を過ごしましょう。
合掌再拝