高校教師(現佐藤幹雄氏)の化学の最初の授業で少林寺拳法を知り、大学で入門し、継続する中で教師の道を歩む。
当時、県教育界において「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」【思いやり】の教育方針が示されておらず、「人との和」も大切にする人づくりを教育現場に限らず地域社会の中で取り組もうと水海道道院を設立し継続する中で、三代目道院長より、代変わりの依頼を受け、現在に至る。
明るく楽しく修行し、変化していく世の中に柔軟に対応出来き、心豊かな、そして他人の痛みのわかる人を多く育てられればと思っている。
世の中は、驚異的スピードで変化、進化しています。
少林寺拳法を教える立場として、今まで培ってきた少林寺拳法の教え・技法を通して、変化していく世の中に柔軟に対応出来る人をどんどん増やしていきたいと思っています。
少林寺拳法の楽しさや教えの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただき、実感していただけるような、そんな道院にしていきたい思います。
また、人と人との輪・絆をつなげるような、人が成長出来る道院を目指して、これからも精進していきたいと思います。
半世紀以上もの歴史を持つ伝統ある道院ですが、堅苦しさはなく法話を含め皆和気あいあいと楽しく修練しています。
技に偏ることなく、人の繋がりの大切さを知り、助け合える、そんな仲間づくりが出来る道院です。
週2回の修練ですが、技法は道院長の「基本を大切に」の思いから級拳士科目に重点におきながら切磋琢磨しています。
●入門から43年。多くの拳士と知り合いになり、人それぞれの長所短所にも出会うことで自分の生き方を参考にしてきました。「教えるということは、教わること」だと気付きました。
●私にとって道院は、つまずいた時、苦しい時に帰れる港です。道院長をはじめ先輩方、仲間たちと話をするだけで、明日からまた頑張ろうという気持ちになるから不思議です。
●一人ひとりが尊重されていて居心地がいいのが水戸葵道院の魅力。ひとり一人の事情を無条件で受け入れ一人ひとりが歓迎される。少林寺拳法と水戸葵道院の仲間は私の宝物です。
●心から尊敬出来る道院長に、礼儀作法、少林寺拳法の教え・技法を日々指導いただき感謝。