少林寺拳法を始めたのは1983年、大学2年生の時、いとこの勧めで茨城牛久道院に弟と入門しました。
道院長になったきっかけは、息子たちと一緒に茨城つくば道院で修練していましたが、自分の敷地に練習場所があったので、少し改造して道場をつくりました。
地域社会に貢献するためには、自宅の近くが良いと思いました。少林寺拳法の修練をとおして、朝、大きな声で、「行ってきます。」と言える元気な子どもたちを育てること。
さらに、お互いが助け合い協力し合える仲間づくりをしたかったことです。そして、護身練担、精神修養、健康増進の三徳を備えた修行法により、拳士たちと共に成長して行こうと考えたからです。
まずは拳士が「何を求めているのか?」をきっちり把握することを大切に考えています。
レストランでもオーダーを取ってオーダーしたものが出てこないとおかしいですよね?
指導内容は同じでも、拳士が一人一人が、どういう問題に直面しているかを深く理解できなければ期待に応えられる指導は出来ません。要はコミュニケーションだと思います。
たあいもない話から、拳士が少林寺拳法に求めている事や、その人自身の考え方を理解しようと努力する事で、一人一人に合ったアドバイスができると考えてます。
ですから私の指導ではお喋りしてることがかなり多いんじゃないかな?
夢・・・というより、目標は沢山あります。興味を持った事には、どんどん挑戦していける自分でありたいです。道院長として、もっと一人前になれるように、子ども達と共に日々成長していけるように努力していきたいです。
私のもとで頑張った子ども達が、将来また新しい道院長として頑張ってもらえるような、そんな道院になるといいですね。
そして、「愚公山を移す」のごとく、たゆまぬ努力により金剛禅を伝えていきたいです。いつかは、山は平らかになる!
少年部も一般も皆仲良く、道場で顔を合わせるのがみんな楽しみにしている、そんな雰囲気を持っていると思います。
楽しくもあり、時には厳しくもある道院ではありますが、なあなあになってしまわないためにも、時々ある厳しさは大切だと思います。
普段の生活で悩んでることや心配事何でも話せる雰囲気であるし仲間であります。
以前、ブルース・リーやジャッキーチェンに憧れ、格闘技をしたかったので、少林寺拳法を始めました。修練の中で、武道の精神を学ぶことによって、奥深さを知り、暴力的なイメージがなくなりました。
また、日頃忘れている上下関係、返事、敬語の使い方などの精神を一から叩き直してくれる、つくばみなみ道院を私も人に薦めたいと思います。