代表道院長 法話

2023年9月21日

 本日は鈴木裕代表道院長より、「金剛禅の主張と願い」について法話がありました。

 初代師家 宗道臣が少年時代や戦争で見た人の弱さや醜さから「人づくりによる国づくり」を決意して創始した金剛禅は、死後の救いや祟りなどを説く教えではありません。

 己を拠り所とした「自己確立」と他のために役に立つ人間になろうとする「自他共楽」の道です。

 今私たちが住んでいるこの世界が平和で幸福な理想社会の実現を目指して、まずは身近な自分の周りが楽しくなるようにみんなで努力していきましょう。

 少林寺拳法は技術だけではなく、指導者の法話を行います。ただ腕力や喧嘩が強くても社会では何の役にも立ちません。何のために少林寺拳法を行うのかを忘れず、社会に役立つリーダーを教化育成する武道です。

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